秋から冬にかけて、インフルエンザやRSウイルス、ウ イルス性胃腸炎が幼稚園や保育園ではやってきます。10月から支援に行っているTさんのお宅は4才の リカちゃん(年中)と、2才のユウ君、8か月のマイちゃん兄妹がいます。
10月に1回支援に入った後、リカちゃんがウイルス性胃腸炎に罹りその後、支援はキャンセルが続きました。約1か月後、漸くぶりに連絡が来ました。お母さんのお話を聞くと、リカちゃんの後、順番に弟妹が罹り、最後にお母さんまでが寝込んでしまったそうです。
本来ならこんな時にこそ「誰かの手を借りたい」と思いますよね。でも、私たちホームスタートでは感染症の方のお手伝いが出来ないのです。とても心苦しく思います。私たちビジターも他の子育て支援施設で働いていたり、子育て広場を手伝っている者もいるので、ウイルスをまき散らすお手伝いになってしまうのを恐れ、感染症の時は伺う事が出来ないのです。
久しぶりに会った3人のお子さんたちは、以前の様に元気に走り回っていました。マイちゃんは9か月になっていてハイハイが出来るようになっていました。残りの3回の支援は、おもちゃで遊ぶ子供たちを見ながら、お母さんが"いかに大変だったか"というお話をたくさん聞くことから始まりました。お母さんは「久しぶりにいっぱい話せて嬉しかったです。 スッキリしました。」と 言ってくださいました。